格闘技の中でも人気のあるスポーツ ボクシング

知って得するボクシング豆知識

ボクシング

ボクシングは世界中で愛されているスポーツです。試合の迫力や選手たちのドラマチックな活躍は、多くの人々を魅了しています。そんなボクシングには、意外な豆知識がたくさんあります。知っておくと、ボクシング観戦がもっと楽しくなるかもしれません。

ボクシングは1万年前から行われていた!?

古代の壁画や遺物を見ると、ボクシングのような手を使った戦いが行われていたことが示されています。エジプトや古代ギリシャでは、拳を使っての戦いがスポーツや儀式として行われていました。特に古代ギリシャのオリンピックでは、ボクシングは大きなイベントとして行われていました。これらの歴史的な背景から、ボクシングは古代の時代から多くの文化で行われてきたスポーツであることがわかります。

ボクシングが「リング」で行われるようになったのは19世紀から

ボクシングは現在では四角いリングの中で行われますが、この形式は19世紀のイギリスで確立されました。それ以前は、決まった場所や形状が特になく、広場や場外など様々な場所で試合が行われていました。リングが導入されたことで、試合の進行がスムーズになり、観客も試合を見やすくなりました。

ボクシングで初めてのKOは?

1867年12月21日にイギリスで行われた試合でボクシング界初のKOが記録されました。この試合はジョン・キャンベルとジェームズ・ブラウンの間で行われ、キャンベルがブラウンを1ラウンドKOで破りました。ちなみに、日本における最初のKOは1904年12月25日に日本武道館で行われた前田八郎と佐藤正治の試合です。この試合では、前田が佐藤を3ラウンドKOで破りました。

タオルを投げるとなぜギブアップ?

タオルをリングに投げ入れる行為はボクシングの試合でのギブアップのサインとして広く知られています。この習慣の起源は諸説ありますが、昔はセコンドの判断で棄権を告げてもそれを聞かずに戦う選手が多かったので、リングに物を投げたら反則負けというルールを逆手に取り、タオルを投げ入れて反則負けとして試合を強制的に終わらせていたという説が有力のようです。

ボクシングは古代からの長い歴史を持つスポーツであり、多くの興味深いエピソードや習慣があります。これらの豆知識を知ることで、ボクシングの試合をより深く理解し、楽しむことができます。