ボクシングのプロテストとはどのようなものか

プロのボクサーになるためにはプロテストを受けることが必要であることは広く知られていると思われますが、実際にそのテストがどのようなものなのかを十分に理解している人は少ないかもしれません。日本で行われているボクシングの試合は全てJBCという機関が管理しており、プロボクサーになるためのテストもJBCの管轄のもとで実施されているのです。

ボクシングのテストを受験することができる年齢には制限があり、16歳から34歳までと決められています。仮にテスト当日に35歳になっていたとしても、テストの申し込みをした時点で34歳であれば受験することが可能となっています。また、テストは16歳から受験できるものの、たとえ合格しても試合に出場することができるのは17歳になってからと規定されているため注意が必要です。

プロテスト当日はコミッションドクターによる健康診断が必須となっており、視覚や聴力、血液や血圧、さらにB型肝炎や胸部、頭部の検査までが行われるのです。プロになるためには健康面においても厳格な検査があり、体に問題がないことが必要不可欠といえます。

JBCに加盟しているジムに所属しているという点も条件になっており、中には加盟していないジムも存在するため、これからボクシングジムに入会することを検討しており、将来的にプロを目指しているという人は、入会しようと考えているジムが加盟しているかどうかを確認する必要があります。