「一生懸命」な姿がかっこいい女子ボクシング

ボクシングと言えば男子の競技、と思っていないでしょうか？

実は男子ボクシングにも匹敵するほどの面白さが女子ボクシングにはあります。女子ボクシングの面白さとは、「一生懸命さ」にあります。

格闘技とは、そもそも力づくではなく技術によって相手を倒そうとする競技です。女性はもともと男性よりも小柄で筋力がつきにくい体をしており、むしろ、技術を磨く格闘技には向いていると言えます。
そして女子ボクシングには男子ボクシングにありがちなショー的な側面はあまりなく、いつでも戦いには技術と策が感じられます。

もともと弱い女性が相手を必死に倒そうとして果敢に挑みかかっていく姿に、感動を覚える人は多いでしょう。血や汗を散らしながら戦う姿は男性と全く変わらず、むしろ、女子ボクサーの方がより必死に感じられます。

男子ボクシングに比べマイナーな競技なため、中には、経験が足りてない選手が出場する場合もあります。緊張がリング越しに伝わる中、それでも初めて会う相手に挑みかかる、その「一生懸命さ」は女子ボクシングの大きな魅力の一つです。

試合後にも女子ボクサーの「一生懸命さ」を見ることができます。選手の中には、負けた悔しさに涙してしまう方もいます。試合中から試合後まで、女子ボクシングには魅力がたっぷりなのです。